旧軽井沢名物の赤いバス。今日は、こちらのバスをご紹介致します。バス停留所は、東急ハーヴェストクラブ、万平ホテル、テニスコート横、観光会館前、つるや旅館、二手橋、見晴台となっています。運賃は、500円。往復だと800円です。
今回は、つるや旅館から乗って、見晴台、熊野皇大神社、そして、力餅のしげの屋さんに行ってきました。
The red classic bus at Kyu-Karuizawa. This stops at Tokyu Harvest Club, Mampei Hotel, Tennis Court, Information Center, Tsuruya Ryokan, Nitebashi Bridge, Usui View Point. This time, I took this bus at Tsuruya Ryokan and went to Usui View Point.
つるや旅館の駐車場の一番下の所がバス停です。ちょうど、お隣のあづまやさんとの境です。
バス停で待っていると、クラシックな音を立てて、赤いバスがやってきました。
それでは、バスに乗って、緑あふれる道を行ってきます!
バスの中はこんな感じになっています。昔の軽井沢の写真がいたるところに貼ってあります。
ショー記念礼拝堂を通り抜けます。窓からの景色は、水彩画のようです。
窓枠にお花が。運転手さんの粋な計らいを感じます。
山道をどんどん登っていきます。運転手さんのアナウンスを聞きながら、昔の軽井沢に想いを馳せます。
そして、熊野皇大神社に到着!バスを降りるとひんやりします。旧軽銀座より2度くらい温度が低いとか。
つるや旅館から約10分ほどで着きます。
まずは、目の前の熊野皇大神社で参拝。この階段が登れなさそうだったら、階段の下でもお参りできます。
境内には、大きなシナノキがあります。
こちら、パワースポットでございます。このシナノキの周りを1周すると、寿命が1年伸びるそうです。
神社から降りてきて、この道をのぼっていくと、見晴台に行けます。
こんな感じの石畳の道です。
途中には、遊覧歩道の入口もあります。ここから、歩くと、1時間半くらいの山道で、降りられます。
詳しくは、こちらの投稿から:軽井沢宿から坂本宿まで中山道を歩く 第2回:吊り橋から見晴台まで
晴れていれば、周りの山々が見渡せます。
小腹が空いたら、峠の力餅をお試しください!
こちらは、しげの屋さん。しげの屋さんの様子は、また、改めてレポートします。
帰りは、しげの屋さんの出た所すぐにバス停があります。
しばらくすると、バスがやってきました!往復チケットで帰ります。
往復チケットで帰ります。終点は万平ホテルです。
詳しいバスの情報は、熊野皇大神社さんのホームページからご覧になれます。こちらから、どうぞ:
中山道歩きのレポートも今日でいよいよ最終回を迎えました。7回にわたり、軽井沢宿から坂本宿までの道のりをお伝えしてまいりました。軽井沢と言えば、外国人宣教師さんたちが作った避暑地リゾートというイメージが強いですが、今回の中山道歩きを通じて、「避暑地リゾート軽井沢になる前の姿」にも、ご興味を持っていただければ幸いです。それでは、最終回です!!
「軽井沢宿から坂本宿まで中山道を歩く」シリーズ、
今日は「最終回:車道から横川駅」です。[16:00 - 17:15]
車道に出て少し行くと、神社がありました。余力がなく、階段は上らず。。。
そして、坂本宿に入りました!!!感慨深いです。
こんなおしゃれなカフェになっている港屋さん。
全部の家に屋号の看板がついています。
こちらは、民家ですが、「なかや」さんという屋号だそうです。
「かぎや」さんは、今も立派な造りが残っていました。
この千本格子、つるや旅館とも似ていますね!
坂本宿の屋号一覧が表示されていました。
これ、軽井沢宿でもやってみたいな〜。
「脇本陣永井」。
中には入れませんが、覗いてみると、中山道時代の面影が残っています。
坂本宿を抜けて、少し行くと、分かれ道に。
ここは、左です!
ところが、私は、間違えて右に行ってしまい、20分ほど迷って引き返してきました。。。
ついに、横川駅の標識が!!
横川駅手前に、碓氷関所跡がありました。
「入鉄砲に出女」を取り締まった碓氷関所。
手形を差し出す時は、この石に手をついておじぎをしたそうです。
無料の資料館もありました。
しかし!!さっき迷って20分間ロスをしてしまったため、4時40分になり、入れず。。。
4時30分で閉館だそうです。
横川駅手前から、アプトの道に入ります。
昔、見覚えのある、国鉄EF63形電気機関車。
長野新幹線が通る前は、この電気機関車が軽井沢と横川の間で、信越線を引っ張っていました。
懐かしいです。
遊覧の機関車が走っていました。
そして、ついに、横川駅到着!!!こちらが、軽井沢駅行きのバス停です。
こちらが、そのJRバス。軽井沢駅までは、1時間に約1本走っています。
走行時間は約40分。碓氷バイパスを気持ちよく走っていきます。
ということで、「軽井沢宿から坂本宿まで中山道を歩く」シリーズ、ついに終わりを迎えました。
7回にわたり、読んでいただきありがとうございました!!
中山道レポート、今日はついに山道を抜けます!
その途中で、動物さんと出くわし、最後の険しい石の道を抜け、車道に出る所までです。
それでは、「軽井沢宿から坂本宿まで中山道を歩く」シリーズ、
今日は「第6回:堀切から車道」です。
堀切を越えると、あずまやが見えてきます。
ここから坂本宿まで2.5km。だいぶ歩いてきました!
と、安堵の息をついていると、、、、向こうのしげみに何者かの気配が、、、、
えっっっっっっっ?何かいる。。よ〜く見ると、カモシカです!
しばらくこちらを見た後、山の中へと消えていきました。やっぱり、ここは山ですね。
つぎは、碓氷坂の関所跡。
その次は、刎石茶屋跡(刎石の読み方:はねいし)。
こんなところに茶屋があったんですね。
今も、石垣が残っていました。どんな茶屋だったのでしょう。
茶屋跡から少しの所に、弘法大師が見つけたと言われる井戸が。
今もちゃんと水が出ていました。
先ほどの茶屋では、この水をくんで使っていたのでしょう。
その後、急な危ない坂道が続きます。
もはや、道とは呼べない。。。
危ない道を終え、落ち着いたところで、風穴です。
風穴の中には、映画「もののけ姫」に出てくる「コダマ」が住んでいそうです。
馬頭観世音の石碑。緑がきれいです。
そして、覗。
もうすぐ山道を抜ける、そんな期待をこめて、下の景色を見下ろすと、、、
見事なほどに、坂本宿、そして、その奥の高速道路が見渡せました。
ゴールはもうすぐそこに!!
上り地蔵、下り地蔵。肝心のお地蔵さんが見当たりませんでした。。
探す体力がなかったので、そのまま通り過ぎました。
そして、最難関の道。石の道です。なんとも歩きづらい。
どこに足を置いていいのかよくわからず、ゆっくりゆっくりと進みます。
そして、刎石坂。
柱状節理。きれいな模様です。
なんか、石の山ができていました。
堂峰番所。
車道が近いのか、だんだんに車の音が聞こえてきました。文明の音です。
階段!!もうゴールまであと100歩を切りました!
そして、山道の終了!!
車道に降り立ちました!!!
約3時間の下り山道。
長かったけれども、思い出してみると、飽きない波瀾万丈の道でした。
同じ山道とは思えないくらい、バラエティーに富んだ足下、歴史の跡でした。
次回は、この車道を歩いて、坂本宿、そして横川駅まで最後の旅路です。。。
中山道歩きのレポートも後半に入りました。今回も歴史を感じる場所、険しい道、美しい景色が登場します。歩きながら、中山道の世界にどっぷりと浸かっていく自分を感じました。
それでは、「軽井沢宿から坂本宿まで中山道を歩く」シリーズ、
今日は「第5回:山中学校跡から堀切」です。
山中学校の隣には、茶屋もあったようです。
この山の中で茶屋を営業していた江戸時代、この道も、さぞ活気があったことでしょう。
看板にあるとおり、ここから、赤土のだらだら下り坂です。
赤土は、柔らかく、踏みしめると自然のぬくもりを感じます。
「赤土」ってこんな感じです。ふかふかしています。
そして、杉の木立。
この道、写真では表現できない吸い込まれるような美しさがありました。
杉の木立を抜けると、突然、ぱっと景色が広がる所があります。
思わず、携帯の電波を確認して、Google Mapを見てみると、まだまだ山の中でした。
栗が原。こんな山道でも、昔は、交番があったのですね。
「急な坂道」、「岩や小石がごろごろ」、「すべりやすい」、3つも怖い表現が並びます。
そろそろ足が疲れてくる頃なので、転ばないように気をつけましょう。。。
道はこんな感じです。たしかに、急で、石がごつごつしていて、滑りやすいです。
一里塚まで来れば、座頭ころがしを過ぎた証拠です。
北向馬頭観音。木々に囲まれて、立派な佇まいです。
南向き馬頭観音。こちらも、木漏れ日に包まれ、神秘的です。
南向き馬頭観音、ベストショット!うまく撮れました。
堀切。こんな狭い所で、戦をしていたのだから、昔の人たちは山に慣れていたのでしょう。
ところで、毎回、いろいろな看板が登場しますが、どうやら、最近作られたもののようです。
たまに、昔の看板が残っている所もあります。
だいぶ年季が入っていますが、これはこれで、味がありますね。
微妙に内容も違っていたりしました。
それでは、今回はここまでです。次回は、動物に遭遇します。。。
中山道歩きのレポートもいよいよ中盤になりました。今回は、まさに冒険。道なき道をかきわけ、橋のない川を渡り、老婆に苦しめられるという場所、捨てられた廃墟のようなバスが登場します。中山道歩き、意外とおもしろいと思ってもらえれば幸いです。
それでは、「軽井沢宿から坂本宿まで中山道を歩く」シリーズ、
今日は「第4回:長坂道から山中学校跡」です。[12:50 - 13:30]
長坂道は、まさに山道。どんどん険しくなっていきます。
道は狭くなり、草はボーボー。
草をかきわけながら、足下を確認しながら、一歩一歩進んでいきます。
えっっっ???道がなくなった???
前日までの雨で水量が多いのか、ここは、橋のない川を渡らなくては向こう側の道に行けません。
川から出ている石の上を滑らないように渡ります。
昔は、このほとりに人馬が休む家があったとか。。今は、跡すらわかりません。
そして、少し進むと、、、、
えっっっ???また、道がなくなった???
と思いきや、こちらも前日までの雨のため、道が川になってしまっていたのです。
仕方なく、濡れないように道のはじっこの方を進んでいきます。
旅人達も容姿を気にしたのでしょう。ここで、姿、形を整えたそうです。
う〜〜ん。この水で自分の姿を映すのはなかなか難しいですね。
けっこう倒れかかった木が多いので、要注意です。
子持山。万葉集の歌だそうです。やはり、古い道なのですね。ここは。
碓氷峠で合戦があったとは。こんな山の中で戦っていたなんて、想像が難しいです。
ここで、御巡幸道路(明治天皇が通られた新しい道)と合流します。
間違って、御巡幸道路に行くと、熊野神社に戻ってしまいます。
中山道はこちらの細い道です。
「ここには老婆がいて、旅人を苦しめたと言われている。」って、、、、怖すぎですね。
一体、何の目的で、その老婆はここに住んで、何の目的で旅人苦しめたのでしょうか。。
そんなことを考えながら、歩くのも楽しみの一つです。
ほんとに、老婆が出てきたら、楽しめませんが(苦笑)
そして、次に見えてくるのは、まるでラピュタの世界。
廃墟のようなバスです。
バスの後ろ。
一体、どうやってこんな山の中までバスを持ってこれたのでしょうか。
謎は深まるばかり。。。
「山中坂」長い下り坂です。
反対側から登ってくる場合は、かなりきついでしょう。。
「山中学校跡」今も、小屋が建っています。
中山道は、いろいろな歴史のつまった道です。
歩きながら、次はどんな面白いものが現れるのだろう?とワクワクしながら、進んでいきます。
明日からは、いよいよ後半に入っていきます。お楽しみに!
軽井沢に話題のパワースポットがあるって知っていましたか?
今回の中山道レポートでは、そのパワースポットも登場します。
それでは、「軽井沢宿から坂本宿まで中山道を歩く」シリーズ、
今日は「第3回:見晴台から長坂道」です。
見晴台から、遊歩道の方に戻っていくと、車道に出られます。
車道には、何軒もの力餅屋さんが並んでいます。
その道を少し登ると、熊野皇大神社が見えてきます。
神社の目の前にある力餅のしげの屋さん。
なんと!このお店は、長野県と群馬県の県境に立っています。
そして、こちらが熊野皇大神社。であり、熊野神社。
どういうことかと言うと、こちらも県境で、
長野県側が熊野皇大神社で、群馬県が熊野神社という名前なのです。
狛犬、だいぶすり減っていますねー。年月を感じます。
階段を上って、境内に入ります。それにしても、なんとも美しい佇まいです。
そして、これがテレビにもよく出てくる2つの賽銭箱です。
左側が、長野県の熊野皇大神社の賽銭箱。
右側が、群馬県の熊野神社の賽銭箱です。さて、どちらにお参りしますか?
境内の左の方に行くと、そこにあるのが大きな大きなシナノキ!!
こちらが、冒頭に触れたパワースポットなのです!
この大きな樹木の周りを1周すると、なんと寿命が1年伸びるとか。
何というか、偉大さを感じる木です。
こちらのボードの右下に注目。
今年できた、熊野皇大神社のゆるキャラ、やたくまくんです。みなさま、よろしく!
熊野神社の階段を降り、いよいよ中山道に入っていきます。
いかにも、これから冒険が始まりますという佇まいの入口。
この先、どうなっているのでしょうか。。。
入口を入っていくと、わりと広めの道です。
旧中山道、徒歩約130分。これより8km。の看板が。長いですね。。
そして、最初の分かれ道。こちらは、右側が正解です。
そして、さらに分かれ道。こちらは、左側が正解。
分かれ道からすぐのところが、長坂道です。
ここから、約3時間にわたる山道が始まるのです。。。
次回は、長い長い山道のレポートです。。。
本日、朝9時、今日も海外からいらっしゃったお客様がリュックを背負い、碓氷峠に向かって歩いて行かれました。木漏れ日が光る緑のトンネルを抜けていく姿をお見送りしていると、江戸時代から続くこの道の奥ゆかさを感じます。
それでは、昨日から始まったシリーズの続きです。
「軽井沢宿から坂本宿まで中山道を歩く」シリーズ、
今日は「第2回:吊り橋から見晴台」です。[11:30〜12:10]
吊り橋を越えると、そこからは細い山道になります。
足下に気をつけながら進んでいきます。
15分ほど歩くと、歩道橋が現れます。ここで、車道と交差して、また山道に戻ります。
歩道橋から20分くらいで遊覧歩道が終わり、こんな感じの所に出ます。
出た所がT字路になっています。右に行くと見晴台、左に行くと熊野皇大神社です。
道順としては、左なのですが、せっかくなので、見晴台に寄っていきます。
この石畳の道を登っていくと、見晴台です。
急にパーッと明るくなり、見晴台に到着です。
左奥には、まるでノコギリのような妙義山が見えます。
こちら、かの有名な長野県と群馬県の県境です。おすすめ写真スポットです。
ここで面白い標識を発見。MT. FUJI!?!?富士山見えたっけ!?!?
ということで、方角の地図を見ると、たしかに、「富士山」の字が。
期待を込めてその方角を見てみると、、、、
林でした(苦笑)
富士山が見えるとしたら、この方角ということなのでしょう。
富士山の代わりと言ってはなんですが、浅間山はきれいに見えます!
軽井沢と言えば、やっぱり浅間山ですね。
最後に、こちら、タゴール像。見晴台の木々の中にひっそりと立っています。
1913年にアジア人初のノーベル賞(ノーベル文学賞)をとったインドの詩人です。
見晴台は、休憩にはもってこいの場所です。
こちらで、リュックに入れて持ってきたパンを食べ、水を飲み、30分ほど休みました。
明日は、熊野皇大神社、そして長い長い山道に入っていくところをお届け致します。
最近、ちょっとしたブームの街道歩き。つるや旅館は、もともと、中山道軽井沢宿の旅籠でした。つまり、つるや旅館の目の前の道、旧軽銀座は中山道だったのです。この道をずっと歩くと、碓氷峠を越えて、群馬県の坂本宿につながっています。
ここ数年、たくさんの方が、中山道歩きにチャレンジされています。実は、海外でも、ナショナルジオグラフィックに取り上げられるなど、中山道が注目を浴びています。
ということで、歩いてきました!!「軽井沢宿から坂本宿まで中山道を歩く」シリーズの始まりです。
まずは、「第1回:旧軽銀座から吊り橋まで」です。[11:00 〜 11:30]
まずは、ランチを買いました。旧軽銀座のお持ち帰りランチと言えば、パン。
フランスベーカリーさんと浅野屋さんがおすすめです。
こちらは、浅野屋さん。
パンを2つ買って、リュックに詰めました。
土屋写真館さんは、もともとは中山道の旅籠でした。今も、看板が出ています。
旧軽銀座の奥に見える緑色の山。これから、あの山を登り、そして、越えて向こう側に行きます。
つるや旅館から山道が始まります。この緑色のトンネル、最高に気持ちがいいです!
こちらは、写真スポット。中山道軽井沢宿の石碑をぜひ、カメラで!
玄関横には、江戸時代から使っていた看板もあります。こちらも、ぜひ、カメラで1枚!
少し進むと、芭蕉の句碑があります。
「馬をさへ ながむる雪の あした哉」きれいな雪景色を書かれた歌です。
そして、ショー記念礼拝堂。軽井沢を避暑地として発展させたショーさんの胸像があります。
これから歩く中山道の歴史は、ショーさんがいらっしゃる前の軽井沢です。。。
二手橋。江戸時代、軽井沢宿に1泊した旅人をこの橋でお送りした、そんな感慨深い橋です。
二手橋には公衆トイレがあります。多目的トイレには、ウォッシュレットもついています。
ここから、碓氷峠、3.3km。上り道です。
始めは、車道です。
ここから、遊覧歩道に入ります。
もちろん、車道からも行くことはできますが、今回は、こちらの遊歩道から。
わりと広めの道で始まります。川のせせらぎを聴きながら、気持ちのいい道です。
まず、最初の迷いそうなポイント。3つに分かれた道。一番右が正解です。
パン屋さんから30分後。吊り橋に到着!
リニューアルされた吊り橋は、揺れないので、スリルはないですが、安心して渡れます。
明日は、吊り橋から見晴台までをレポートします!